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【先進医療?貯蓄で賄える?】医療(がん)保険とお金の話【個人的主観】

こんにちは、ろんです。

先に断っておきますが、今回は賛否両論分かれるであろう記事です。

保険というデリケートな題材かつリアルなお金の話は完全に筆者主観の内容となりますので、最終的にどう考えるかはあなた次第です。参考程度に読んでもらえると幸いです。

ガッツリと予防線を張ったところでさっそくまいりましょう。

過去に健康保険の保障内容を紹介するとともに、民間医療保険(がん保険含む)は不要とバッサリ切り捨てる内容の記事を書きました。

健康保険が手厚いため筆者は民間医療保険(がん保険含む)は不要というスタンスを曲げるつもりは無いのですが

今回は逆に民間医療保険が必要というのはどんなケースなのか?というのを考えてみようと思います。

そして同時に、もし医療保険に入らないという選択をした場合不意の入院や怪我に対応は可能なのか?実際に試算してみようというのが今回のテーマ。

医療(がん)保険が必要なケースを考えてみる

一言に医療保険が必要なケースと言っても、その内容は人によって様々。民間医療保険は多種多様な補償の商品が乱立しているから一つ一つの内容が各個人に必要かどうかを判断するのはとても難しい。

未来は誰にもわからないからこその保険

当たり前ですが未来予知というテクノロジーは現代では確立されておらず、将来自分や家族が入院するほどの怪我をするのか病気にかかったりするのかということを予測するのはほぼ不可能。

その予測不能な漠然とした不安というものをお金で解決するのが保険という商品なんですね。安心を買うと言っても保険に入ったから病気が治るわけではないので、勘違いしてはいけません。お金が戻ってくるだけです。

結局のところ、お金で不安を解決できるのであれば

保険会社に保険料というお金を渡して備えるのも、自分でお金を貯めて備えるのも、目的は同じということ。

貯蓄ができていない時期の医療保険(がん保険)加入は十分アリ。

例えばあなたが平均的な年収のサラリーマンとして、がんなどの入院手術で2週間入院して合計の医療費が100万円となった場合。

健康保険で3割負担になるので30万円をいったん手出し。(高額療養費制度の適用で約21万円程度返ってくるので医療そのものの負担額は実質約9万円。高額療養費制度については過去記事で紹介)

個室のベッドを希望したときの差額や食事代は自己負担。

2週間の入退院で医療費9万円+平均個室ベッド差額8万円+平均食事代2万円=20万円弱。もちろん1つのケースなので多少増減します。

この金額を貯蓄からスパっと出せないなら医療保険(がん保険)に入っていたほうがメリットは大きい。

つまり民間医療保険への加入が推奨されるケースというのは十分なお金が貯まる前に、怪我や病気で思わぬ出費が発生すると致命傷になる時。に限られてくる。

このケースの場合だと民間医療保険に入ることで不安も軽減できるし、貯蓄が無くても対応できるから一石二鳥。

保険は健康や命を賭けたギャンブル

とは言え、保険というのは毎月お金を払いながら給付金を貰えるかor貰えないかのクジを引いているのと同じ。

医療保険に加入してから早い時期に病気にかかって給付金が貰えたらラッキー。逆に言うと健康を維持し続けるのは素晴らしいことのはずなのに、給付金がもらえないのでお金の面では損してしまう。

筆者はこれに違和感を感じているので、それなら貯蓄して対応したほうが自分の納得のいくライフスタイルを送ることができると考えている。

医療(がん)保険に入らない場合、貯蓄だけで対応可能?

結論から言うと、以前紹介した高額療養費制度傷病手当金に加えてそれなりの貯蓄さえあれば十分対応可能。

仮に医療保険に入らない場合は掛け金として保険会社に支払うはずだったお金が丸々自分の手元に残るということなので、これは大きい。

例えばあなたの現在の年齢が35歳だとして掛け金月額1万円の医療(がん)保険に入らずに、がんの好発年齢にさしかかる55歳までの20年間に1か月1万円貯蓄に回していた場合

月額1万円×12か月×20年=240万円

月額1万円の医療保険が高いか安いかの感覚は人それぞれかと思いますが、20年間何事もなければ240万円貯めることができてしまう。これは高額な一部の先進医療以外全てに対応できる金額。つまりほとんどの場合お釣りが発生する。

先進医療はアマチュア選手

先進医療とは保険未認可の医療行為のことで、がん保険などの特約で補償されていたりするので聞いたことがある人も多いのではないかと思う。

「先進」というすごくキラキラしたネーミングがついているので凄まじい効果を期待したいところではあるんだけど先進医療というのは、まだ安全性と有効性が十分に確立されていない暫定的な治療に過ぎない。スポーツで例えるならプロテストを受けている最中の有望アマチュア選手みたいな感じ。

先進医療が保険の特約として補償されているのは先進医療には保険が効かないといった理由があるから。つまり自分で治療費の全額を負担しなければならない。

高額な先進医療ってどんなもの?値段は?

先進医療は全額自己負担というのは紛れもない事実。

ではここで先進医療の中でも特に高額なものには一体何があるのか?調べてみた。

生命保険文化センターHPより抜粋

先ほど試算した20年間の貯蓄額240万円で対応しきれないほど高額な先進医療となると、この表の中では「陽子線治療」「重粒子線治療」の2つ。なんと270万円~310万円ほどかかってしまう。その他の先進医療は高くても60万円程度なので貯蓄でカバーできる範囲。

陽子線治療と重粒子線治療はどちらもガンの治療法になるのだけれど、問題はその実施件数。2つの治療を合わせても年間2000件程度。

2021年現在、日本にがん患者は100万人ほどいるという統計データがある。100万人に対して2000件の実施数。言い換えると500人中1人。

自分ががんにかかったとしても、高額な先進医療を受けられるのはかなりの低確率といえる。その上、先進医療でがんが治る保証なんてどこにもない。

いくら低確率とはいえ、高額先進医療を受ける確率は0ではない

貯蓄では足りなくなるくらいの高額な先進医療を受けられるのは極めて低確率ではあるんだけど、低確率=0%ってわけではないから怖い。

仮に病気が治ったとしても、治療で貯蓄を使い果たしてしまっていては社会復帰までの生活に困ってしまう。これでは意味がない。もっと余裕をもって対応すべきなんですね。

貯蓄だけでは心もとないなら、投資も視野に入れる

お金に余裕がある状態は心を穏やかにしてくれます。これは資本主義社会において絶対的な心理。

お金というのは大きなヤマを当てたり遺産を相続しない限りは急激に増えることはないので、一般人は着実にゆっくりと資産を増やすしかない。そのための第一歩はまず貯蓄。

しかし、貯蓄だけでは乗り切れない状況に遭遇することだってある。それは病気やケガだけとは限らない。

そこで次の一手としてオススメしたいのが、長期運用のインデックス投資

長期投資運用をすることで低リスクかつ将来大きなリターンが得られ、お金の不安はだいぶ消え去る。

インデックス投資は一度設定したら放置でOK

先ほど試算した20年間月額1万円の貯蓄をそのまま投資に回してみる。

貯蓄だと20年間で累計額は240万円になったが、投資ならばどうなるか?年利5%と仮定する。

インデックスファンドに毎月1万円投資して20年間放置した場合、累積410万円を超える結果に。

貯蓄の場合と比べても170万円の差。これなら高額な先進医療だって自己資金で賄えてしまう。

逆に言うと、毎月1万円の医療保険に20年間入っていて病気やケガがなくて補償を受けなかった場合、410万円という安心料を保険会社に払っていたことになる。保険とはそういうものだと言ってしまえばそれまでなんですが。

そうは言っても投資って難しそうだし

投資に対してネガティブなイメージを持つ方もいるとは思うが、そこは安心してほしい。長期運用前提のインデックスファンドは、最初設定したら基本的にずっと放置でOK。

ネットで証券口座さえ作ってしまえばこっちのもの

投資に関しては筆者より詳しい方が多方面で紹介してくれているので、分かりやすい動画を置いておきます。

結局のところ、医療(がん)保険は不要だって言いたいだけの記事

もはやこれ以上語ることは無いってくらいに筆者が医療(がん)保険に入っていない理由というのをブログという場を使って長々と説明させてもらいました。

紹介したモデルケースもごくごく一般的なものにしか過ぎず、当てはまらなくても当然かと思う。

それでも読んでくれた方が今入っている保険に対して疑問をもつキッカケになってくれたらと思い、記事を作成しました。

完全に個人的主観の内容ですが少しでも参考になりましたら嬉しいです。それではまた